司馬遼太郎作「竜馬がゆく」 [Life]
昨日、買い物のため街中に出かけた際、本屋さんで買ってきました。
この本、実に20数年ぶりの再会です。
20数年前、親元を離れ下宿生活をしていた高校２年生の時、
今もですが、当時からあまり本を読むことがなかった私は、
なぜだか急に本が読みたくなり・・・。
本屋で文庫本を眺めていたら、
「どうせ読むなら、長編小説が良いな」ってことでに長編小説を探すことに・・・。
探していくうち、
「歴史上の人物だったら、取っつき易いかも・・・」と選んだのがこの本でした。
全８巻、土・日で１冊読んだ時もあれば、１冊読むのに１ヶ月以上かかったり・・・、
結局読み終わるのに３〜４ヶ月かかったと記憶しています。
本の内容はもちろんですが、
全８巻の長編小説を読み終えたことに充実感を味わうことができました。
そしてそれから、司馬遼太郎さんの歴史小説にはかなりお世話になりました。
高校を卒業し、大学進学のため熊本に引っ越すことになり、
下宿で熊本へ送る荷物の荷造りをしていたら、書籍の重さが想像以上に重くなり・・・!?(@_@;)
仕方なく所有していた文庫本などは中古本屋さんに引き取ってもらいました。
でも当時所有していた本を手放したことを、
「あの時に読んだ本はかけがえのない財産だったのに！」と今でも後悔しています。
クリスマスから年末年始にかけた冬休みの間、
高校時代の気持ちに立ち返って読書に励もうと思います。
