世界シェア１００％ !?

職場で故障したハードディスクを分解してみました。

中には鏡面加工されたアルミのディスク基盤があります。

昨年５月に放送されたTBSの「がっちりマンデー」によると、

このディスクの生産量は全世界で年間６億枚以上で、

すべてが栃木県で生産されているそうです。

このハードディスクですが、ナノテクの代用選手のような存在で、

このディスク基盤と磁気ヘッドの間隔は10ナノメートル(１億分の１メートル)！？

ディスクは毎分7,200回(3.5インチHDDの場合)という高速回転です。

ちょっとした振動でもすぐに故障してしまうほど繊細な品物。

若い衆には大事に扱うようにしっかりと教え込みたいと思います。

コメント 2

こうした国内生産のナノテクは
もっと大事にしないといけないですね．
こういう繊細な工業製品こそが
日本的だと感じます．

by TOMOちゃんズ (2008-05-28 11:39) 

非常に地味なんですが、大事な技術ですよね！
このような技術を伝承できるシステムが崩れてきているのが心配です。
若い衆に「ものづくり」にもっと興味が持てるよう、
微力ながら頑張ろうと思う今日この頃です。
by kazu325it (2008-05-28 20:29)